One Camp. Microcosm of the real world. est in YOSHIMA

One Camp. Microcosm of the real world. est in YOSHIMA

わたしたちは一つの世界に
生きている

Partners
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法人・個人の方はこちら
Date
2023.7.27(THU) - 7.31(MON)
Place
YMCA Camp Yoshima

Conceptコンセプト

異なる境遇で生きるわたしたちが、
ともに過ごすキャンプ

Diversity & Inclusion

ダイバーシティ(多様性)やインクルージョン(包摂)の大切さについて、いろいろな場所で言われています。

でも日々の暮らしの中で、実際に多様な価値観に触れる機会は意外と少ないもの。あなたはこれまで、身体的に、心理発達的に、あるいは社会的に、自分と異なる境遇の人と一緒に生活をした経験がありますか?きっと、経験の無い人のほうが多いのではないでしょうか。

From camp to the real world

みんなで集まり数日間を共に過ごす「キャンプ」は、現実世界の縮図と言われます。
それならば「キャンプ」という場で多様な価値観に触れる経験を通して、あなたの日々の暮らし、つまり現実世界に何かをもたらすことができるのではないかと、わたしたちは考えました。

多様な価値観に触れて、受け容れること、受け容れようとトライすること。そこから見えるものがきっとあるはずです。One Campは「多様性を認め、受容する社会を実現する」をミッションにかかげる、キャンププロジェクトです。

1 + 1 = ?

「1と1が集まると何になる?」

About YOSHIMAキャンプを行う場所

瀬戸内海に浮かぶ、
小さな無人島「余島」

One Campは瀬戸内海、小豆島から1kmほど沖合に浮かぶ小さな小さな無人島「余島」で行われます。余島は、One Campを主催する神戸YMCAが、1950年から青少年のためのキャンプを行なってきた場所。瀬戸内海の温暖な海と豊かな森、その中に佇む簡素なキャビン。そして伝統的なキャンプアクティビティの数々が、参加者の皆さんをお待ちしています。

余島の紹介映像です。
「余島」 は、小豆島から1kmほど沖合いにある、周囲2.2kmほどの小さな無人島です。島内には森あり浜辺あり、豊かな自然にあふれています。
小豆島の最寄りの港「銀波園」から余島を見たところです。ここから「おりいぶ号」と呼ばれる小さな船に乗って、余島まで2分ほどです。
「おりいぶ号」が余島の船着き場に到着。スタッフが明るくお出迎えします。
到着した浜からすぐのところには、皆さんを迎える「WELCOME」のゲートもあります。
余島のプライベートビーチ「北の浜」には、カヌーやカヤックが常備されており、いつでも乗ることができます。
瀬戸内海の温暖な海。やさしい波が打ち寄せます。おだやかな波の音を聞いていると、気分もリラックスできます。
海での水遊びは、子どもたちにも大人気。スタッフももちろん、みんな一緒にびしょびしょになって遊びます。
「北の浜」からすぐの所には、広い芝生のグラウンドがあります。ボール遊びをしたり、時にはここで料理もします。
島の中央にある余島の案内所、「インフォメーションセンター」。売店があり、スタッフが常駐しています。
宿泊場所は、森の中に点在している「キャビン」です。冷暖房もあり、自然の中で快適に生活できます。
食事は主に「食堂」でいただきます。専門のコックさんが毎食美味しく作ってくれます。「ハンバーグ」や「魚のホイル焼き」などが人気です。朝はパンとご飯が自由に食べられます。
余島の南側に広がる「南の浜」。瀬戸内海のきれいな島々をのぞみます。
「南の浜」も波はおだやか。魚がよく釣れるスポットでもあります。
森の中には「チャペル」もあります。木々に囲まれて、気持ちの良い空間です。
夜は「南の浜」でキャンプファイヤーを囲みます。みんなで歌を歌ったり、楽しい時間が流れます。
余島の詳しい紹介動画はこちら

What We Doキャンプでの生活

参加者みんなで、
ともにプログラムをつくりあげます

余島がもっとも活気づく夏の4泊5日間、約50人の子どもから大人まででキャンプ体験を行います。YMCAの経験豊富なスタッフがサポートするので、キャンプが初めての方でも心配ありません。OneCamp実行委員会には身体の不自由なスタッフも参画しており、様々な角度からの意見を反映して、この新しい試みをともにつくりあげていきたいと考えています。

日時
2023年7月27日(木)- 31日(月) 4泊5日
場所
YMCA Camp Yoshima
(香川県小豆郡) 渡船乗り場:香川県小豆郡土庄町豊島甲生1171-3 [MAP]
*最寄り空港:高松空港
*高松空港から公共交通機関利用で3時間程度
内容
4泊5日の余島でのキャンプ(海での遊び、森での遊び、キャンプファイヤー、海での環境教育、ディスカッションなど)
対象
どなたでも
募集定員
50名ほど
参加方法
紹介制・知人、実行委員会等経由でのお申込み
参加費
スマイル参加費*1泊10,000円程度ですが、参加費の支払いが困難な場合は無料でもご参加いただけます。詳しくはお問い合わせください。
主催
OneCamp実行委員会
構成団体
神戸YMCA、京都YWCA
旅行企画・実施
公益財団法人 神戸YMCA
兵庫県知事登録第2-693号 全国旅行業協会正会員■コミュニティサービスセンター 神戸市中央区加納町 2-7-11
(旅行業務取扱管理者/大塚雅人)

キャンプの日常

キャンプ場での生活は、8:00朝食、12:00昼食、18:00夕食です。最終日の夕食は、各国の料理をキャンパーも一緒になって作るパーティです。海でのアクティビティ、森でのアクティビティは、個人またはグループによって選びます。初日にエントリーしましょう。お風呂は16:00〜22:00までシャワー、浴室が利用できます。石鹸、シャンプーは備え付けがあります。部屋は2段ベッドか畳の部屋です。基本的には男女別部屋です。シーツと寝具は備え付けがあります。

キャンプ初日

キャンプ場の初日は、まずキャンプ場を知ることから始まります。あなたはその時から“キャンパー”です。キャビンに荷物を置き、キャンプ場で過ごす仲間たちと顔合わせをしましょう。キャンプは「共同生活」です。「自分のことは自分ですること」「困ったときとは仲間と解決すること」など、キャンプ生活でキャンパーが負うべき責任を確認します。

キャンプ最終日

キャンプ最終日は、キャンプ場から旅立つ日です。キャンプ場と、仲間とたちとお別れです。キャンプディレクター、カウンセラー、キャンパー、そしてキャンプ場に別れを告げて、荷物を持って出かけましょう。

Messageメッセージ

OneCampの発起人・ディレクターである、阪田晃一(神戸YMCA 余島センター所長・キャンピングサービスマネージャー)によるインタビュー動画を掲載しています。また今後は、実行委員会メンバーによる動画などもアップ予定です。ぜひご覧ください。

One Campの発起人である阪田晃一(神戸YMCA 余島センター所長・キャンピングサービスマネージャー)が、One Campにかける思いを語っています。
“たとえば1949年、淡路で青年たちがキャンプのプログラムを持った際、それぞれが戦争中の思い出を語り、大きな歴史的過ちを自らも担ったことの悔悟と、そのゆえに歩まねばならぬ贖罪への道を誓って、キャンプファイヤーが涙の集会となったとき、それを眺めていた地元の青年たちにも深い感銘を与えたというエピソードなどが生まれたのである。”— 今井鎮雄 神戸とYMCA100年
 緒言より

YMCA Camp Yoshimaは、こんな思いで作られたキャンプ場です。日本の青年が「戦争責任」に向き合い、青少年と共に「共に生きる」体験を提供するために、1950年にキャンプ場が作られました。

伝統的なキャンプ場で、人々は出会い、愛という火を囲みながら、交わりを深めます。四方を海に囲まれたこの島では、地球環境に対しても、多くの気づきを与えてくれます。YMCA Camp Yoshima で、皆さんをお待ちしております。

One Camp 発起人・ディレクター
 阪田晃一

Storytelling

わたしたちはこの時代に、様々なメディアを通した告知や紹介にとどまらず「実際に会って話して伝わること」も大切にしています。OneCampに興味を持たれた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。ストーリーテラーがあなたのもとに、いつでもお伺いします。

Q & Aよくあるご質問

様々な境遇とは、具体的に
どんな人を対象にしていますか?
私たちが予想もしない境遇に過ごす方々を含めて、キャンプに参加してほしいと思っています。キャンプはレジャーや訓練のようなイメージが強いかもしれませんが、「共に生活する」ことを通した教育的な体験です。キャンプに参加されている方々にあわせた生活をみんなで作っていきます。
キャンプでは何をして
過ごすのでしょうか?
キャンプでは、シンプルな生活をしながら、自然の中で遊びます。夏は海で泳いだり、花火をしたり。春や秋には海や山から食べ物を取って来て料理したりします。「カヌーやカヤック」などの船の乗り物はいつでも乗れます。「森の小道」を歩いて気持ちの良い空気を吸ったり、夜には「星」を眺めたり、「焚き火」を囲んだりと、自然の中での生活を楽しみます。
実行委員会は
どういった人たちですか?
「このキャンプをやりたい!」と思った人が集まっています。大学生から大人まで色々な人がいます。女の人も男の人もいますし、体に障害がある人もいます。また普段社会になかなか馴染めない方々と一緒に生活している人や、普段からキャンプ場で生活している人もいます 。
現場でのキャンプ運営は
どういった人たちがするのですか?
「実行委員」を中心に運営します。もちろん「参加者の皆さん」にもたくさん関わってもらって、みんなで運営していきます。キャンプで決まっているのは「食事の時間」くらいで、あとはそのキャンプに参加している人たちが幸せに暮らせるように、みんなでアイデアを出します。
宿泊施設は
どういった場所になりますか?
余島は海に囲まれた無人島です。その中に、100名ほどが生活できるように「キャビン」という宿泊所が何個もあります。「食堂」や「研修室」などもあります。キャビンなどの建物は森の中に点在しています。「冷暖房」もあり、自然の中で快適に生活できます。お風呂は「共同浴場」です。
食事は
どういった内容でしょうか?
食事は主に「食堂」でいただきます。専門のコックさんが毎食美味しく作ってくれます。「ハンバーグ」や「魚のホイル焼き」などが人気です。朝はパンとご飯が自由に食べられます。キャンプ中に何回かは、自分たちで料理を作ることもあります。歌を歌ったりしながら、食事の時間はとても楽しい時間です。
目、耳が不自由ですが、
参加できるのでしょうか?
ぜひご参加ください。ただし、私たちもまだこの試みを始めたばかりで、十分な設備が整っているわけではありません。ご参加にあたっては事前に「打ち合わせ」をさせてください。キャンプの趣旨や施設の状況をよく理解した上でご参加ください。キャンプは基本的にグループ(8名程度)で生活します。目や耳が不自由な方に限らず、生活に不自由がある場合は、助け合うことを中心に、キャンプ全体で考えたいと思います。
車椅子での参加は
できますか?
ぜひご参加ください。ただし余島での生活は、たくさんの不自由が予想されます。ご参加にあたって事前に「打ち合わせ」をさせてください。生活での不自由について、私たちや参加者のみんなできることはさせていただきます。足りないところをどうすればいいか、アイデアを聞かせていただければと思います。
家族・友達同士での参加は
可能でしょうか?
可能です。ただしキャンプでは参加者の皆さんが「自立」していくことが大きな目標の一つです。お子さんの場合は、生活はお子さん同士でグループを組み、宿舎は別々になります。専門的な介助が必要な場合は、同室で寝泊まりする必要もあると思いますので、事前にご相談させてください。
保護者の見送り、出迎えは
どこまで可能でしょうか?
基本的には、現地まで送り迎えをお願いします。キャンプ当日の「集合・解散場所」は、関西エリア(新神戸駅)、四国エリア(高松駅)、関東エリア(東京駅・予定)、現地(香川県小豆郡)を予定しております。別途ご案内いたします。
輪に入れるか、不安です。
ご安心ください。キャンプでは何かを強要することはありません。すべて参加者の「自由な意志」によってご参加いただけます。そしてキャンプに参加したら、ぜひ思い切って楽しんでみてください。ご自身も予想しない自分に出会えるはずです。実行委員一同心よりご参加をお待ちしております。

Contactお問い合わせ

キャンプ参加にご興味のある方は、
お気軽にお問い合わせください

One Campは、多様な境遇の方々のご参加をお待ちしております。ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。ご質問・ご不安な点についても、ご遠慮なくお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせはこちら
078-241-7216
公益財団法人神戸YMCA キャンプ事務局
平日・土曜 9:00-18:00
[email protected]

Partnersパートナー

  • サントリーホールディングス株式会社
  • 京都YMCA
  • 京都YWCA
パートナー企業・団体
Ladies & Gentlemen よしましよ
はんしん自立の家
余島リーダーOBOG会
芦屋ワイズメンズクラブ
西宮ワイズメンズクラブ
神戸ワイズメンズクラブ
神戸ポートワイズメンズクラブ
学園ワイズメンズクラブ
公益財団法人京都YMCA
公益財団法人京都YWCA
公益財団法人福岡YMCA
ピーカーブー
non-standard world, Inc
株式会社WAPコーポレーション
エコールKOBE
カレッジ・アンコラージュ
社会福祉法人神戸YMCA福祉会
事務局
山本 知恵(京都YWCA)
阪田 晃一(神戸YMCA)

*順不同、敬称略

私たちはパートナーを探しています。
多様性を受容する世界を、
ともに創っていきましょう!

One Campはまったく新しい試みであり、実現にはご賛同いただくみなさまのサポートが必要です。
パートナーとして参加いただく企業様にとってはCSR(企業の社会責任)の
お取り組みとしてイメージ向上などの効果も期待できます。
ご興味のある企業・法人様、個人の方はぜひ、お気軽にお問い合わせください。

様々な形でのサポートを募集中です!

ファンドパートナー
資金面で協力いただく
パートナーです
例えばいま、キャンプに参加しているのはキャンプに参加したい人だけです。多様な世界観を実現するためには、来たくても来れない人、来ることを想像もしてない人たちを招待します。
プログラムパートナー
実際にキャンプで協力していただく
パートナーです
ぜひ、キャンプに参加してください。参加には大きく分けて二つの参加形態があります。一つはキャンパーとして、もう1つはスタッフとして。One Campというキャンプコミュニティの構成員です。
ストーリーテリングパートナー
広報・宣伝で協力していただく
パートナーです
ぜひ、このキャンプの素晴らしさを広め、様々な方法で、様々な方々へ広めてください。そして、もしこのキャンプが実現するのなら、あなたはどんな未来を想像するか。どうぞその想像を語り継いでください。
ディベロップメントパートナー
能力開発で協力していただく
パートナーです
多様な人々をキャンプ場に受け入れるためには、多様な設備が必要です。HPやシステムなどIT開発、ユニバーサルデザイン、キャンプの用具など、みなさんの専門性でOne Campにご参加ください。
リサーチ・スタディパートナー
調査研究で協力していただく
パートナーです
One Campが本当に社会を変えていくなら、ある一定の効果があるはずです。私たちはその効果を検証します。SROIでの調査や研究論文の執筆などを通して、社会に貢献します。
ネットワークパートナー
ネットワークで協力していただく
パートナーです
普段のネットワークの延長にOne Campがあります。どうぞOne Campに賛同する皆さん、私たちとつながっていてください。様々な情報を配信します。

サポートをご検討いただける方は
お気軽にお問い合わせください

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公益財団法人神戸YMCA キャンプ事務局
平日・土曜 9:00-18:00
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