One Camp カウンシル 開催のお知らせ
One Camp カウンシル(評議会)
2018年に始まったOne Campは、余島75年の歴史を象徴する賑やかで良いキャンプです。
教育ライターのおおたとしまささんは、AERAにこんな記事を書いてくださいました。
無人島「余島」“奇跡”のキャンプ、75年の伝統に幕 障害がある人も共に輝く場が危機
神戸YMCAに連なる青年たちが75年かけて育んできた余島というキャンプ場は、とても使いやすく、
よく整備されていて、One Campをするのにこんな最適な場所はありません。
それは七十五年間一生懸命、非営利団体として維持管理をしてきたからです。
そうして守り伝えてきた彼の地は、お金で売り買いされ、別の人たちが使うことになり、僕たちは去らねばならなくなりました。
先輩たちから受け継いできたこの地を去るに当たって、One Campに連なる皆さんと、カウンシルファイヤーの火を囲みたいと思います。
“我らの火をこの地に埋めよ”
2025年夏と秋のOne Campにおいて、神戸YMCAの余島撤退以降のOne Campについて協議してきました。
それらを受け11月はOne Campカウンシル(評議会)として開催し、一旦余島での活動を締めくくります。
私たちの文明より遥かに長い時間を平和に暮らしてきたネイティブ・アメリカンは、「白い人たち」によって、祖先から守り継いできた彼の地を追われ死んでいきました。
1911年まで存在した最後のインディアンは森の中で一切の痕跡を残さず、文明人たちに気づかれずに三十五年間も過ごしていたのでした。
「カウンシルファイヤー」はキャンプ最終日に行う重要な行事ですが、カウンシルは「集う」という意味の言葉です。
晩秋の余島で、One Campとしてのカウンシルを皆で過ごし、未来へと希望を託したいと思っています。
One Campは毎回のキャンプの実行委員制から運営委員会へと移行し、しばしのExodusに出たいと思っております。
運営委員会への移行についてもカウンシルで扱いたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
余島でお会いできますことを楽しみにしております。
Summer 2025 開催概要
2025年11月22日(土)〜24日(月・祝)2泊3日
主 催:OneCamp実行委員会(構成団体:神戸YMCA、京都YWCA)
場 所:YMCA Camp Yoshima(香川県小豆郡)
内 容:カウンシルファイヤー、協議、撤収作業
対 象:One Camp 関係者
定 員:40名
参加費:スマイル参加費 *5000円*日数分。参加費の支払いが困難な場合はご相談ください。
参加方法:紹介制・知人、実行委員会等経由でのお申込み
集合解散:現地、高松港、姫路港
エントリー:https://forms.gle/VNykWawh6RVaWcvG6
問合せ:[email protected]
旅行企画・実施
公益財団法人 神戸YMCA
兵庫県知事登録第2-693号 全国旅行業協会正会員
コミュニティサービスセンター 神戸市中央区加納町 2-7-11
(旅行業務取扱管理者/大塚雅人)
One Camp へようこそ!
異なる境遇で生きるわたしたちが、ともに過ごすキャンプ
Diversity & Inclusion
ダイバーシティ(多様性)やインクルージョン(包摂)の大切さについて、いろいろな場所で言われています。
でも日々の暮らしの中で、実際に多様な価値観に触れる機会は意外と少ないもの。あなたはこれまで、身体的に、心理発達的に、あるいは社会的に、自分と異なる境遇の人と一緒に生活をした経験がありますか?きっと、経験の無い人のほうが多いのではないでしょうか。
From camp to the real world
みんなで集まり数日間を共に過ごす「キャンプ」は、現実世界の縮図と言われます。
それならば「キャンプ」という場で多様な価値観に触れる経験を通して、あなたの日々の暮らし、つまり現実世界に何かをもたらすことができるのではないかと、わたしたちは考えました。
多様な価値観に触れて、受け容れること、受け容れようとトライすること。そこから見えるものがきっとあるはずです。One Campは「多様性を認め、受容する社会を実現する」をミッションにかかげる、キャンププロジェクトです。
