この度はキャンプにお申し込みいただき、また参加をご検討くださりありがとうございます。下記にキャンプ参加にあたりキャンプ長からのメッセージを掲載しております。本申し込み前に必ずご確認ください。

余島サマーキャンプに(仮)お申し込みをしている皆さん

この度は余島キャンプ2022へ(仮)お申し込みいただきありがとうございます。ワクチンのブースター接種が進んでおりますが、まだまだ世界はコロナ禍にあり、予断を許さない状況です。それは大人も、若者も、子どもたちも同様です。それでも、私たちYMCAは子どもたちへ「”キャンプ体験”の提供を止めない」をスローガンに大学生リーダー、スタッフ共に準備を続けてきました。昨年の夏は予想を遥かに上回る参加者が余島に来てくれました。ご判断の難しい中、私たちの活動へご賛同くださり本当にありがとうございました。

YMCAの行うキャンプは”組織キャンプ”に分類され2022年は日本のYMCAが組織キャンプを始めて102年目、余島キャンプ創設より72年目となります。組織キャンプとは鍛錬された指導者が教育的な目的を持って行うキャンプです。

また、キャンプ体験とは

『何かをした(払った)代わりに、モノや体験を得るもの(Exchange)ではなく、参加者や指導者その全てを含むキャンプの構成者が互いに誰かのために、自分のできることをすること(Gift)』

「余島チャレンジドキャンプ2021」

で成り立ちます。

2020年度は例年の10の1程度のキャンプしか実施できませんでした、その反動はまだ大きく、指導者の育成、キャンプ場の整備、スタッフの準備に今も影響が続いています。2021年度はリーダーたちと駆け抜けた1年でしたが、まだまだ追いつくことはできません。指導者のスキルも知識も経験も準備を重ねてもまだ十分ではありません。

そこで私たちが昨年出した答えは「リーダーがキャンプをし、キャンパーがお客さんで来るのではなく、共に責任を持ってキャンプを創っていくキャンプ」それは100年前からYMCAが目指していた本来のキャンプの姿です。これまでのYMCAキャンプはあまりにシステムに依存し過ぎていたのかもしれません。余島の様に70年同じ場所で続けているとシステムは洗練され、そのシステムに乗っかることである一定以上のレベルのキャンプを維持することができます。しかし、そのシステムに依存しすぎると、そこには子どもたちやリーダーが自ら考え、行動する余地がなくなってしまいます。一人ひとりが共に過ごすキャンプにおいて、自らの責任を果たすこと。責任とは”何かに応答”することです。

リーピーターとして初めて来たキャンパーの何に応えるのか?

参加者として何に応えるのか?

初めてきた私に何ができるのか?

その問いを考えるキャンプにしたいと思います。

余島公式ブログ余島日記

夕陽会8/12 長期少年キャンプ(8/16更新)」「遠泳 長期少年キャンプ11日目8/16」「アイランパーティー アイランダース8/20

余島キャンプに参加する皆さん

キャンプは参加者の自主的な参画によって運営されます。自分自身のことはもちろん、食事の用意やシャワーの清掃、プログラムの準備等々全て参加者同士で行います。それぞれが年齢や経験、得手不得手が違う中で、自らのできることを誰かのためにしてください。もちろん、できないことは仲間やリーダーが力を貸してくれます。互いに助け合って生活しましょう。

「自分のことは自分でする」「誰かのために自分のできることをする」

そんなキャンプを実現したいと思います。全て自分のことができない方も上記の趣旨をご理解されていればご参加に問題はありません。

2021年度余島サマーキャンプFINISH!

余島キャンプに何度も来たことがある皆さん

コロナ渦の中でのキャンプは例年とは違うことが多々あるでしょう。昨年も大変でした。その中で、初めてキャンプに参加する仲間をぜひ助けてあげてください。自分にできることをたくさん人にしてあげてください。きっと、皆が初めて来た時にリーダーや先輩キャンパーにしてもらったように。余島のキャンプはリーダーからキャンパーへ、そしてキャンパーからキャンパーへと継承されて72年目です。皆さんと久しぶりに余島で会えることが嬉しく、また心強く思っています。今年も宜しく頼みます。

仲間の話。アイランダース8/19

余島長期少年キャンプにお申し込みの皆さん

今年も3泊のトリップ(アウティング)、相撲大会を実施できるように準備を進めています。しかしながら、キャンプの状況(健康状態や天候等)によっては中止せざることもあるかもしれません。例年通りいかないことも多いと思います。

また、コロナ渦にあり大学生にもテスト期間や実習等で大きな影響が出ています。12日間という長い期間ですので、十分な指導者数が揃わない可能性がありますが、キャンプ長やリーダー、そしてキャンパーの皆さんとそれぞれが力を発揮してキャンプを行いたいと考えています。ご了承の上でご参加ください。リピーターの皆さん、頼りにしていますよ。

夏も終わりのある日」「長期少年夏祭り♪ 8/14 長期少年キャンプ

小豆島一周カヌートリップキャンプにお申し込みの皆さん

今年は小豆島一周のカヌートリップ80kmへ出航します。カヌーは自分で漕いだ分しか進みません。どんなに風が強くとも、波が荒くとも私たちヒトにできることは”漕ぐこと”だけです。”最後まで漕ぎ切る”その意志がある人しか参加できません。誰かに言われたからではなく、自分の責任で参加をしてください。海の上では誰も助けてくれません。自分と仲間と力を合わせて進むしかないのです。”誰かのために漕ぐことができる何かができる仲間”を募集します。

保護者の皆さん、背中を強く押すことなく、自分の意志で参加できるようにサポートをお願いします。大人や親が思う”良い体験”が必ずしも本人にとって良いものになるとは限りません。自分が何の了承もなく80km漕いでおいでと言われた場合を考えてみてください。

大切なことは本人が覚悟を決めて、実行することです。

勇気を持って海へ繰り出すことを決意した皆さんと、余島でお会いできることを楽しみにしています。

7/29火を囲んで カヌートリップ」「【夕立】アウティング!8/11 長期少年キャンプ」「カヌートリップ2021FINISH!!!

【小豆島一周カヌートリップキャンプ80km】

スペシャルゲスト:森本さん、五十嵐さん・キャンプ長からのメッセージ

お申し込み前に必ずご覧ください。

 

五十嵐さん:2021年は台風の影響も有り向かい風、向かい潮で1日10時間漕ぎ続けた。漕ぐしかない。カヌーと漕ぐだけじゃなく、毎日いろんな場所でキャンプをする。余島に皆で帰って来たいね。

森本さん:カヌーと漕ぐことだけがメインではなく島々を巡り、生活をすることがカヌートリップ。どんな状況でも漕がないといけない。自分で行きたいとお父さんお母さんを説得してきてください。

キャンプ長:過去のカヌートリップキャンプに来た皆さん。ぜひ来てください。全員が初めてのカヌートリップでは僕ら3人では助けられない。今度は皆のためにカヌーを漕いで、活躍して欲しい。頼りにしてます。

(過去のカヌートリップキャンプの様子は余島日記をご覧ください。)


Yamamoto

 

 

 

 

 

神戸YMCA余島キャンプ場

キャンプ長 山本亮司