余島ユースフォーラム2024「Good Samaritanであるために〜なぜボランティアを止めてはいけないのか?」
申込方法
応募方法 ※推薦によるエントリー方式
こちらからエントリーしてください。
https://forms.gle/YMcqdzD2cJQYdxtt7
このプログラムを紹介してくださった方を推薦者として、上記エントリーフォームより応募してください。
エントリー確認後、参加について事務局より連絡します。
余島ユースフォーラム2024「Good Samaritanであるために、なぜボランティアを止めてはいけないのか?」
ユースフォーラム2024は、「ボランティア」をテーマに、自分たちの営みについて考えてみたいと思います。
2024年1月1日、能登半島で地震が起こりました。
これはかなり大きな揺れだと、誰もが思いました。
ある者は初動において救援に向かいました。
ある者は、役割としてその場にいましたが、ある者は端的な意志によって、ボランタリズムによってその場にいました。
善きサマリア人とは、キリスト教新訳聖書に出てくる、有名な逸話です。
みなさんはGood Samaritanであることができるでしょうか。
日本で古くからボランティアを中心に、キリスト教をバックボーンに、活動を続けてきたYMCAのキャンプ場で、共に考えましょう。
キャンプディレクター 阪田 晃一
Key概念
ボランタリズム(主意主義)とインテレクチャリズム(主知主義)
能登半島の支援に森本さんが駆けつけた時、「なんで神戸から、こんな。。。こんなところまで来たんだ。。。あそこ崩れて、道もないのに。。。なんで。。。」と問われ「困ってるって報道で見たから。お腹空いてたら嫌だなと思って食料を持ってきた」と答えたそうです。
かつてイエスはその実践を通して多くの人々に「力」を与えました。
「(やるべきことが)わかっているなら、すぐにそこに行ってそれをしろ」
YMCAはクリスチャニティをベースに実践的教育をずっと行ってきました。
ジョン・デューイ『経験と教育』とキャンプ実践
YMCAのキャンプは、直接ジョン・デューイ博士の影響を受けています。プラグマティズムの出発点とされるデューイは「成すことによって学べ」という重要なメッセージを伝えました。
日本の教育的キャンプを広めた小林弥太郎は、コロンビア大学では優等生で、ジョン・デューイの教えを最も理解した者の一人であったと言われています。
原生自然からの贈与と剥奪
キャンプ実践では「原生自然」、キリスト教では「荒野」と表現される「手つかずの自然」は、私たちの贈与の源です。キャンプ実践で言う「Wilderness Trip(野外遠征)」は、その教育効果を高めるのに最も有効なプログラムです。
「対称性の哲学」は、人間が世界を体験する中で、この上なく大切な概念です。贈与には贈与によって応えることができなければ、僕たち人間は絶えず原生自然からの復讐に怯えて生きることになります。
「内なる光」の受け渡しと「知識」の伝達
人間の生には、「原生自然からの贈与」と「人からの贈与」が強く関与しています。「キリスト教とキャンプ実践」という、人間にとって理想的な育ち上がりとは、いったいどんな環境を意味するのか。実際にキャンプ場に滞在しながら身体いっぱい感じてください。
キャンプスタッフ みなさんをお迎えします
阪田晃一(キャンプディレクター)
宮台真司(社会学者・映画批評家)
森本崇資(キャンプディレクター)
山本亮司(キャンプディレクター)
大畠稜司(建築士)
スケジュールとプログラム ※随時更新していきます。
3月21日(1日目)
14時ごろ現地集合・チェックイン
【遊び・自然体験】島内の散策・薪割り・焚き火場所設営
夕食(食堂)
【レクチャー】
【自然体験と語り】焚き火を囲んで
3月22日(2日目)
朝食
【遊び・自然体験・仕事】薪割り・焚き火
昼食
【語り】宮台さんお話
【自然体験と語り】宮台さんの話を受けて
夕食
【自然体験と語り・宴】焚き火を囲んで
3月23日(3日目)
朝食
【自然体験と語り】
昼食
【自由時間】薪割り・焚き火・語り・休憩・お昼寝
夕食
【自由時間】
3月24日(4日目)
朝食・チェックアウト
【小講義・議論】
【自由時間】
昼食
現地解散!
余島ユースフォーラムって?
余島というキャンプ場(無人島にキャンプ場があるのです!)にユースが集まって、自由に過ごすフォーラムです。
キャンプ場運営母体のYMCAは元々、24歳の青年が設立しました。産業革命期のロンドンで、過酷な労働環境で社会に埋没していた同世代の若者たちを、なんとか救済しようと、「聖書朗読会」からスタートしました。
日本には明治期に伝わり、神戸YMCAは「青年にあたたかい握手を」を合言葉にはじまりました。余島キャンプ場は1950年に、青少年育成の場として歩みがスタートしています。
余島ユースフォーラムでは、ユース世代(中学生、高校生、大学生、35歳くらいまで)が自由に学びながら、仲間に出会い、自然に触れることを期待しています。
新型コロナウイルス感染症対策について
2021年12月現在、神戸YMCAではキャンプ事業の実施に関して「神戸YMCAキャンピングサービスによる対策レベル2(完全なスクリーニングと完全な感染症対策を講じた上での実施)」を定めています。
ご参加の皆さまには改めて「ご参加にあたってのガイドライン」をお送りしますが、参加前にPCR検査の実施をお願いしております。
滞在先のYMCA Camp Yoshimaでは、個人の感染症対策時加え、生活空間や食事場所において、十分な感染症対策を講じております。
概 要
開催場所
YMCA Camp Yoshima 神戸YMCA余島キャンプ場
香川県小豆郡土庄町字余島 [email protected]
余島はこんな場所です→A Day of YMCA Camp Yoshima
開催日程
2024年3月21日から3月24日 3泊4日
フォーラムは、3泊4日の宿泊プログラムです。
宿泊は、キャンプ場内のキャビン(冷暖房あり)です。食事はレストラン棟があります。
対 象
どんな人たちが集まる?
中学生・高校生・大学生・35歳くらいまでの青年
参加費 38,000円(参加費の自己負担が難しい場合はお知らせください)
応募方法 ※推薦によるエントリー方式
こちらからエントリーしてください。
https://forms.gle/YMcqdzD2cJQYdxtt7
このプログラムを紹介してくださった方を推薦者として、上記エントリーフォームより応募してください。
エントリー確認後、参加について事務局より連絡します。
開催概要
主 催:公益財団法人神戸YMCA
協 賛:匿名寄付者、サントリーホールディングス、インチキ工務店
協 力:大畠稜司建築設計事務所、インチキ工務店
日 程:2024年3月21日〜24日
集合場所:現地、高松港(香川県)、姫路港、新神戸駅など
対 象:原則として中学生・高校生・大学生・35歳くらいまでの青年、小学生以下のお子さんを連れての家族参加も可(ご相談ください)。
※参加に当たっては推薦・紹介が必要です。
余島ユースフォーラム
これまで過去2回、気候変動に向き合うためのフォーラムとして開催してきました。
余島ユースフォーラム2022「気候危機を福音として引き受ける」
余島ユースフォーラム2021「気候変動から考える、私たちは何を引き受け、どう生きるか?」
余島ユースフォーラム2023「気候危機、エコロジー、自ずから然る」