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余島ユースフォーラム2022「気候危機を福音として引き受ける」

「気候危機を福音として引き受ける」

参加者募集中! 2022年3月18日〜21日 於:余島キャンプ場

エントリー開始!
https://forms.gle/RLDUV8gK4Kodns5g6

2021年に続く第2弾!確かな体験と議論を、海と森に囲まれた無人島「余島」で

2021年の第1回は、「気候変動について、私たちはどう考え、何を引き受ければ良いか」について、実際に木こり体験を通して自然に触れ、その後の議論を深めました。

2021年12月、2021年も参加してくれたFridays For Future Japanが日本語版への前書きを書いている、チョムスキーとポーリンの対話を収録した重要な書籍が刊行されました。『気候危機とグローバル・ニューディール政策』です。

今回のユースフォーラムでは、木こり体験はもちろんしますが、チョムスキー&ポーリンの提案を元に、参加者で議論する時間を持ちます。

前回に引き続き社会学者の宮台真司さんにもご協力いただき、「気候危機を福音(良き知らせ)として引き受けるための構え」について、皆で議論できればと思っております。
瀬戸内海に浮かぶ「余島」という小さな無人島に、どうぞお越しください。

余島は1950年より、戦争責任の告白と共にキャンプ場としてスタートしました。
海と森に囲まれたキャンプ場に滞在しながら「気候危機」をテーマに世界の深淵に迫りましょう。

「社会という荒野を仲間と生きろ!」

特別講師 宮台真司さん (社会学者・映画批評家・東京都立大学教授)

豊富な経験と、底無しの知識を持ち、現代に鋭く切り込む論説を世に問い続けている宮台真司さんをゲストにお招きします。
参加者の皆さんとのディスカッションを通して、知を深めていきます。

「余島」という場所で、実際に木に触れてみる。

キャンプディレクター 阪田 晃一(主催者・神戸YMCA)

“キャンプディレクター”という職名をあまり聞いたことがないかもしれません。
キャンプディレクターは主にキャンプそのものというよりは、キャンププログラムを含めたキャンプ場全体をデザインし、管理する役割と言うことができます。

「余島」というキャンプ場は、瀬戸内海に浮かぶ小さな無人島です。

海に囲まれた島の中には、木々が生い茂り、豊かな森があります。
その森の中に、キャビンと呼ばれる居住スペースが点在しています。

大規模定住前の感じをなんとなく感じれるかもしれません。
自給自足はしていませんが、手に届く範囲の仲間たちと、手に届く範囲の自然を気にしながら暮らすことができる場所です。

「気候変動」を自然と切り離された場所で考えるのではなく、自然に囲まれた場所で考えて欲しい。そう思ってこのフォーラムを始めました。
二年目となる第2回目は、共通の前提が全くなくなってしまい、個人がバラバラに生きる現代社会にとって、「気候危機」はある意味での福音であると思っています。

参加者の皆さんと、宮台さんと、そしてあらゆる環境と一緒に、議論を深めましょう。

もちろん木こり体験(という仕事)、焚き火、すべてできます。
ぜひ多くのみなさんの参加をお待ちしております。

スケジュールとプログラム ※随時更新していきます。

3月18日(1日目)

14時ごろ現地集合・チェックイン
【遊び・自然体験】島内の散策・薪割り・焚き火場所設営
夕食(食堂)
【レクチャー】『気候危機とグローバル・ニューディール政策』は何を世に示したのか?
【自然体験と語り】焚き火を囲んで

※宮台さん滞在

3月19日(2日目)

朝食
【遊び・自然体験・仕事】薪割り・焚き火
昼食
【語り】宮台さんお話
【自然体験と語り】宮台さんの話を受けて
夕食
【自然体験と語り・宴】焚き火を囲んで『存在と奇跡』

※宮台さん滞在

3月20日(3日目)

朝食
【自然体験と語り】「余島」と考える気候危機
昼食
【自由時間】薪割り・焚き火・語り・休憩・お昼寝
※宮台さん出発
夕食
【自由時間】

3月21日(4日目)

朝食・チェックアウト
【議論】「気候危機」をどう引き受けるのか?
【自由時間】
昼食
現地解散!

余島ユースフォーラムって?

余島というキャンプ場(無人島にキャンプ場があるのです!)にユースが集まって、自由に過ごすフォーラムです。
キャンプ場運営母体のYMCAは元々、24歳の青年が設立しました。産業革命期のロンドンで、過酷な労働環境で社会に埋没していた同世代の若者たちを、なんとか救済しようと、「聖書朗読会」からスタートしました。
日本には明治期に伝わり、神戸YMCAは「青年にあたたかい握手を」を合言葉にはじまりました。余島キャンプ場は1950年に、青少年育成の場として歩みがスタートしています。
余島ユースフォーラムでは、ユース世代(中学生、高校生、大学生、35歳くらいまで)が自由に学びながら、仲間に出会い、自然に触れることを期待しています。

新型コロナウイルス感染症対策について

2021年12月現在、神戸YMCAではキャンプ事業の実施に関して「神戸YMCAキャンピングサービスによる対策レベル2(完全なスクリーニングと完全な感染症対策を講じた上での実施)」を定めています。
ご参加の皆さまには改めて「ご参加にあたってのガイドライン」をお送りしますが、参加前にPCR検査の実施をお願いしております。
滞在先のYMCA Camp Yoshimaでは、個人の感染症対策時加え、生活空間や食事場所において、十分な感染症対策を講じております。

概 要

開催場所

YMCA Camp Yoshima 神戸YMCA余島キャンプ場
香川県小豆郡土庄町字余島 [email protected]
余島はこんな場所です→A Day of YMCA Camp Yoshima

開催日程

2022年3月18日から3月21日 3泊4日
フォーラムは、3泊4日の宿泊プログラムです。
宿泊は、キャンプ場内のキャビン(冷暖房あり)です。食事はレストラン棟があります。

対 象

どんな人たちが集まる?
中学生・高校生・大学生・35歳くらいまでの青年

スマイル参加費

参加費は任意で選ぶことができます。
例)無料・10000円・20000円など
※参加費を自己負担できる方にはお願いしますが、無理に自己負担を強いるものではありません。
※交通費は自己負担ですが、最大半額の補助が可能。

応募方法 ※推薦によるエントリー方式

こちらからエントリーしてください。
https://forms.gle/RLDUV8gK4Kodns5g6

このプログラムを紹介してくださった方を推薦者として、上記エントリーフォームより応募してください。
エントリー確認後、参加について事務局より連絡します。

開催概要

主 催:公益財団法人神戸YMCA

協 賛:匿名寄付者、サントリーホールディングス、株式会社上組

協 力:大畠稜司建築設計事務所

日 程:2022年3月18日〜21日

費 用:参加費(スマイル参加費)、交通費最大半額補助制度あり

集合場所:現地、高松港(香川県)、姫路港、新神戸駅など

対 象:原則として中学生・高校生・大学生・35歳くらいまでの青年
※参加に当たっては推薦が必要です。