この度はお申し込みいただきありがとうございます。
下記にキャンプ参加にあたりキャンプ長からのメッセージを掲載しております。
ご確認ください。
余島サマーキャンプに(仮)お申し込みをしている皆さん
この度は余島キャンプへ仮お申し込みいただきありがとうございます。
ワクチン接種が進んでおりますが、まだ世界はコロナ禍にあり、予断を許さない状況です。
それは大人も、若者も、子どもたちも同様です。
しかしながら、その中でも私たちは子どもたちへ「”キャンプ体験”の提供を止めない」をスローガンに
昨年より大学生リーダーと準備を続けてきました。
そしてこの夏は予想を遥かに上回る参加者が仮申し込みをしてくださいました。
私たちの活動へご賛同くださり本当にありがとうございます。
YMCAの行うキャンプは”組織キャンプ”に分類され2021年、日本のYMCAが組織キャンプを始めて101年目、
余島キャンプ創設より71年目となります。
組織キャンプとは鍛錬された指導者が教育的な目的を持って行うキャンプです。
キャンプとは、『何かをした(払った)代わりに、モノや体験を得るのではなく、
参加者や指導者その全てを含むキャンプの構成者が互いに誰かのために、自分のできることをすること』で成り立ちます。
2020年度は例年の1/10程度のキャンプしか実施できませんでした、その反動は大きく、指導者の育成、
キャンプ場の整備、スタッフの準備に今も影響が続いています。
指導者の数も十分ではありませんが、参加者も指導者もひとり一人がキャンプの中で役割を担い、
「自分のことは自分でする」
「誰かのために自分のできることをする」そんなキャンプを実現したいと思います。
余島キャンプに参加する皆さん
キャンプは参加者の自主的な参画によって運営されます。
自分自身のことはもちろん、食事の用意やシャワーの清掃、プログラムの準備等々全て参加者同士で行います。
それぞれが年齢や経験、得手不得手が違う中で、自らのできることを誰かのためにしてください。
もちろん、できないことは仲間やリーダーが力を貸してくれます。互いに助け合って生活しましょう。
全て自分のことができない方も上記の趣旨をご理解されていればご参加に問題はありません。
余島キャンプに何度も来たことがある皆さん
コロナ渦の中でのキャンプは例年とは違うことが多々あるでしょう。
その中で、初めてキャンプに参加する仲間をぜひ助けてあげてください。
自分にできることをたくさん人にしてあげてください。
きっと、皆が初めて来た時にリーダーや先輩キャンパーにしてもらったように。
余島のキャンプはリーダーからキャンパーへ、そしてキャンパーからキャンパーへと継承されてきました。
皆さんと久しぶりに余島で会えることが嬉しく、また心強く思っています。
宜しく頼みます。
余島長期少年キャンプにお申し込みの皆さん
今年も3泊のトリップ(アウティング)、相撲大会を実施できるように準備を進めています。
しかしながら、キャンプの状況(健康状態や天候等)によっては中止せざることもあるかもしれません。
例年通りいかないことも多いと思います。
また、コロナ渦にあり大学生にもテスト期間や実習等で大きな影響が出ています。
12日間という長い期間ですので、十分な指導者数が揃わない可能性がありますが、キャンプ長やリーダー、
そしてキャンパーの皆さんとそれぞれが力を発揮してキャンプを行いたいと考えています。
ご了承の上でご参加ください。
リピーターの皆さん、頼りにしていますよ。
カヌートリップキャンプにお申し込みの皆さん
カヌーは自分で漕いだ分しか進みません。
どんなに風が強くとも、波が荒くとも私たちヒトにできることは”漕ぐこと”だけです。
”最後まで漕ぎ切る”その意志がある人しか参加できません。誰かに言われたからではなく、自分の責任で参加をしてください。
海の上では誰も助けてくれません。自分と仲間と力を合わせて進むしかないのです。
保護者の皆さん、背中を強く押すことなく、自分の意志で参加できるようにサポートをお願いします。
勇気を持って海へ繰り出すことを決意した皆さんと、スタートの福田港でお会いできることを楽しみに待っています。
(過去のカヌートリップキャンプの様子は余島日記をご覧ください。)
神戸YMCA余島キャンプ場
キャンプ長 山本亮司