保護者の声

余島キャンプに参加をお考えのご家族の皆さんへ

余島キャンプでは子どもたちが"自分で選ぶ""自分でやってみる"ことを大切にしています。自分を信じ待ってくれるリーダー、応援してくれる仲間。キャンプでは一人ではなく、自分と仲間とリーダーとそして雄大な余島の大自然が傍にあることに気が付きます。大自然の中で思いっきり大冒険してきた子どもたちはほんの少し逞しくなって帰ってきます。
しかし、いざ冒険へ出発することになると、子どもたちも見送るご家族の皆さんも不安な気持ちがおありだと思います。次にキャンプに大切なお子さんを送りだしてくださった皆さんからのメッセージをご覧ください。真っ黒に日焼けし真っ白な歯を見せて笑顔で帰ってくる姿を想像し、キャンプへ送り出してくだされば幸いです。皆さんと余島で会えることを楽しみにしております。

保護者の声

「2012年 冒険キャンプA(3泊)」に参加した、小学校1年生 男の子のお母さん

「2012年 冒険キャンプA(3泊)」に参加した、小学校1年生 男の子のお母さん

初めての3泊4日の余島キャンプ。 
親子共々不安がありましたが帰ってきた時の自信にあふれた嬉しそうな顔が忘れられません。
余島の話を始めたら止まらず、その夜はリーダーに会いたいと泣いてしまう始末。よほど楽しかったようです。
頼もしいリーダーと大自然が子供たちを優しく包み、最高の夏の思い出になりました。
でも、まだまだ余島でやり残したことがたくさんあるらしく来年は長期キャンプに参加すると張り切っています。

「2012年 冒険キャンプA」に参加した、小学校1年生 男の子のお母さん

「2012年 冒険キャンプA」に参加した、小学校1年生 男の子のお母さん

息子[小学一年]がYMCAのキャンプに参加しはじめたのは、保育園の年中[4歳]からです。
その年の四月からスイミングに通い始め、そこでいただいたチラシや掲示物でキャンプがあることを知り、初めて参加したのは夏の六甲山に一泊二日するプログラムでした。
参加するにあたって、親元を離れて面識のないお友達やリーダーの中で、うまく活動することができるのか?不安がなかった訳ではありません。しかしそれ以上に、普段からお見かけしていたYMCAのリーダーやスタッフの方々の、子ども達にあたたかく接する様子から「おまかせしても大丈夫!」という安心感と、indoor志向の私達親では体験させられないような野外活動がキャンプではできること、また、知らない同年齢のお友達のなかで共に寝起きし、遊んだり食事することで、コミュニケーションづくりが学べれば… 等々、様々なことに魅力を感じ、申し込みを決めました。
キャンプが終わって迎えに行ったとき、息子と目を合わせたときの嬉しそうな表情から「ああ、楽しく充実したキャンプだったんだな」ということが一目でわかりました。それ以来、保育園時代には、冬の六甲山や、神鍋の雪遊びキャンプなどにも参加しました。
今年度から小学生になり、もう少し活動の幅や期間の長いものにチャレンジさせてみようと考え、もちろん本人もまた行きたい!と希望しましたので、夏に余島の4日間のキャンプに行かせました。
参加にあたっては、保育園時代のクラスメイトが五名申し込んでいましたので、お友達に関しては全く心配はしていませんでした。逆に、気心知れた仲間が一緒なので、悪ノリしてご迷惑をおかけしないかが気掛かりでしたが、帰ってからのリーダーのお話ではそのようなこともなく、4日間の冒険キャンプで日焼けした顔には「いろんな活動をした自信」がありました。
キャンプという特殊な集団生活の環境に子どもを置くことで、人間関係はもちろん、親では体験させられないような野外活動も経験できるという点で、今後も機会をとらえては、YMCAのキャンプ、その他のプログラムに参加させていきたいと考えています。

「2012年 冒険キャンプB(3泊)」に参加した、小学校1年生 女の子のお母さん

「2012年 冒険キャンプB(3泊)」に参加した、小学校1年生 女の子のお母さん

これまで1泊しか経験のなかった娘の初めての3泊のキャンプ。
さすがに親の方が「ホームシックになって泣いていないかな…」と不安になってしまいました。
でも、帰ってきた娘は真っ黒に日焼けして、「楽しかったー!」と最高の笑顔を見せてくれました。
心配していたホームシックも全くなかったようで、楽しかった思い出をたくさん話してくれました。
キャンプ参加は今回で3度目だったのですが、引っ込み事案だった娘が回数を重ねるにつれて積極的になっていき、
初めて会うお友だちにも自分たから話しかける事ができるようになりました。
親が一緒だとなかなか前に出られないのですが…。
親と離れ、大自然の中でリーダーやお友だちと過ごす経験が娘を成長させてくれているのだと思います。
これからも機会があればぜひ参加させていきたいです。

「2012年 長期少年キャンプ(11泊)」に参加した、小学校2年生 男の子のお母さん

「2012年 長期少年キャンプ(11泊)」に参加した、小学校2年生 男の子のお母さん

かねてから、2年生で長期少年キャンプに参加させたい!と意気込んでいた私は、この夏は迷わず余島長期少年キャンプ(11泊)に申し込みました。
キャンプ中は情けないのですが、親のほうが寂しくなり、毎日更新される余島日記を何回確認したか…。
息子は余島野外活動センターのファミリーキャンプ上がりで家族イメージが強かったのか?自立していない分、子どもだけの生活がしんどいこともあったようです。本人はキャンプ帰着の住吉駅ではホっとしてあふれる涙をみせました。それだけ彼にとってはインパクトのある、楽しく壮絶な日々だったのかなと想像しました。
家に帰ってからキャンプはどうか聞いてみたところ…つらかったこと、海で水をたくさん飲んで塩辛かったこと。楽しかったこと…お祭り、お相撲、アウティングでした。
しかし、帰ってきてから自分で決めてスイミングに週2回も通うことになりました。
キャンプの中でしんどいことを克服しようとする心のエネルギーを与えられたことを親子で喜んでいます。

「2012年 長期少年キャンプ(11泊)」に参加した、中学生 男の子のお母さん

「2012年 長期少年キャンプ(11泊)」に参加した、中学生 男の子のお母さん

我が家には、小1で三泊の余島キャンプ、小2から中1までの六年間、長期少年キャンプ(11泊)に参加した中3の息子と、アイランダースjr(5泊)の現役キャンパーの小3の娘がおります。
息子は低学年の頃は、現地で度々熱を出し、ホスピで過ごす経験をしました。付き添いのリーダーたちが手厚い看護をして下さり、元気に神戸港へ帰って来てくれました。次の年も親も本人も全く不安に感じたり、迷うことなく余島へ戻って行きました。
五年生の夏、久しぶりに余島で体調を崩し、なかなか熱が下がらず、以前、受診した土庄病院へ連れて行っていただき、楽しみにしていたアウティングも断念しました。実はキャンプ出発前日、一日中、市民プールで遊び呆けて疲れきっていたのです。出発前の体調管理は大切だなと深く反省しました。
中1の夏は部活動の練習を休んでの参加となりました。息子の言葉を借りると『余島はサイコー』だそうです。
最初は怖くてできなかった遠泳でしたが、高学年になり勇気を出して挑戦したら泳ぎきれたこと、負け続けた相撲大会でやっと一勝できたこと等。その年、その年で少しずつ成長した自分自信を見つけることができ、大きな自信に繋がったようです。
最初は、全く気付くことのなかったリーダーたち、アプレンティスの高校生たちがキャンパーのためにしている見えない所での努力や苦労に対して、感謝の言葉が年々、出るようになり、『僕達の為に色々してくれた』と嬉しそうに報告する姿にこちらも感動したことを思い出します。
帰ってきてから、汚れに汚れた衣類をぐちゃぐちゃにつめこんだリュックで帰って来るのは毎年変わりませんが、それ以上に心に詰め込まれた思い出ははかり知れず、頼もしくなったような錯覚(笑)をおこしたような記憶があります。
この春、高校に進学予定の息子が、長期少年キャンプのキャンパーとして余島に戻ることは叶いませんが、自主的に近い将来、恩返しに戻ってくれることを親として願っております。大好きな余島、ありがとう。